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某沖縄県公式観光メディアのSEO改善・アクセス解析支援

リリース月

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期間

約6ヶ月

担当フェーズ

企画・設計ディレクションデザインコーディングWordPress構築STUDIO構築SEO・MEO対策その他マーケティング施策

概要

前職のWEB制作会社にて、沖縄県の観光情報を発信する公式メディアサイトのSEO改善を担当しました。

当時、社内にはSEOに詳しい人が誰もいない状況の中、サイトの検索流入や運用改善に可能性を感じ、自ら担当に立候補。

SEOの基礎概念から、GA4, Search Console, Data Studio(旧LookerStudio)を活用したアクセス解析、インデックス改善や、内部リンク設計、外部リンク獲得まで、あらゆるSEOに関する知識を完全独学で学びながら、実務の中で改善施策を実行しました。

約300ページ規模のメディアサイトに対して、「未インデックスページの改善」「TD最適化」「ページごとのキーワード調査・選定」「内部リンク・テキスト整備」「外部リンク獲得営業」「Looker Studioを用いたレポート作成」などを行い、検索流入とサイト全体のアクセス改善に取り組みました。

やった事・施策内容

・未インデックスページの洗い出し・再クロール申請
・重複ページのリサーチ・改善の提案・URL正規化
・流入キーワード調査・選定
・内部テキスト・内部リンクの最適化
・ページごとのTD修正
・vue.jsによる表示・遅延読み込みの課題改善
・行政機関・観光関連サイトへの外部リンク掲載依頼
・Looker StudioによるSEO解析レポート作成
・定例MTGでのレポート共有・改善提案

特徴・こだわった点

・徹底した未インデックスページの洗い出しと改善

一番最初にサイト全体のページ数とインデックス状況を確認したところ、約300ページあるうち、正常にインデックスされているページは100ページ未満という状況でした。

そのため、Search Consoleを活用して未インデックスページを徹底的に洗い出し、スプレッドシートに見える化。その後、対象ページの状態を一つひとつ確認しました。

原因として、不要ページの重複、URLの正規化、内部リンク不足、JavaScriptによる遅延読み込み設定などが見られたため、開発チームと連携しながらシステム面の改善も実施。

単なる再クロール申請だけでなく、検索エンジンがページ内容を正しく認識できる状態に整えることを意識しました。

その結果、多くのページが新たにインデックスされ、検索結果に表示される土台づくりにつながりました。

・既存流入キーワードと新規対策キーワードの調査・選定

Search Consoleを活用し、すでに流入が発生しているキーワードや、表示回数はあるもののクリックにつながっていないキーワードを調査しました。

既存の検索データをもとに、各ページがどのようなキーワードで検索結果に表示されているかをリストアップし、タイトル・ディスクリプション・本文改善に反映。
また、現状では十分に流入を獲得できていないものの、サイトとの関連性が高いキーワードについても新規対策候補として洗い出しました。

単に検索ボリュームの大きいキーワードを狙うのではなく、サイトのテーマ性・ページ内容・ユーザーの検索意図に合うかを重視し、既存ページの改善や新規コンテンツ追加につながるキーワード選定を行いました。

・各ページのタイトル・ディスクリプション改善

各ページのタイトルやディスクリプションが「エリア名のみ」といった感じで、十分に整備されておらず、検索結果上でページ内容が伝わりにくい状態でした。

そこで、全ページのタイトル・ディスクリプションを見直し、サイト名、ページ内容・カテゴリ名・地域性が伝わる形に修正しました。
ディスクリプションについては、一定以上の文字量(80文字以上)を確保しつつ、Search Console上で実際に流入が確認できるキーワードを優先的に反映しました。

また、公式性のあるサイトであることが伝わるよう、主要ページでは「沖縄県公式」とワードを必ず入れ、検索結果上でクリックされやすい見せ方を意識しました。

・外部リンク獲得に向けた掲載依頼

SEO評価を高めるため、行政機関や観光関連サイトに対して、バナー掲載やリンク設置の依頼を行いました。

特に、観光情報との関連性が高い公的機関・観光メディアを中心に依頼を行い、外部サイトからのリンク獲得を目指しました。
単にリンク数を増やすのではなく、サイトの信頼性やテーマ性に合った外部リンクを獲得することを意識しました。

・Looker Studioによる解析レポート作成

施策の効果を継続的に確認できるよう、Looker Studioを用いて専用のアクセス解析レポートを作成しました。

Google AnalyticsやSearch Consoleと連携し、セッション数、PV数、CV数、ページ別アクセス、表示キーワード、流入キーワードなどを可視化。
県職員の方にも分かりやすく共有できるよう、数値だけでなくグラフやランキング形式を活用し、直感的に状況を把握できるレポートにしました。

また、定例MTGでレポートを直接説明し、そこで見えた課題を次回施策に反映する形でPDCAを回しました。

成果

施策開始後、検索流入・PV・セッション数はいずれも大きく改善しました。

未インデックスページの改善により、検索結果に表示されるページ数が増加。
さらに、上記の施策を1つずつ着手し、月毎に継続改善を行ったことで、サイト全体のアクセス向上につながりました。

施策前と比較して、PV数は最大で約7倍、セッション数、新規ユーザー数は最大で約10倍規模まで増加しました。

また、これまで検索結果に表示されていなかった観光・地域情報に関する複数の検索キーワードで順位が上昇し、試作開始から3ヶ月ほどで「沖縄 観光」「沖縄 地図」「沖縄 イベント」といったビッグキーワードでの上位表示も獲得することができました。

この施策を通して、SEOは単なるキーワード調整ではなく、サイト構造・コンテンツ・技術面・解析改善を総合的に整えることで成果につながることを実感しました。

GA4 数値 (※ 薄い色は昨年同月)

PV数

セッション数

新規ユーザー数

GSC 数値

上位 検索表示クエリ

上位 検索クリッククエリ

この案件で得たこと

この案件を通して自分は、SEOマーケティングやWEBマーケティングの奥深さや、面白さを強く実感することができました。

見た目のデザインやサイト制作だけでなく、公開後にどう検索され、どう見つけられ、どう使われるかまで考えるという、WEBサイトを作る本質的な部分に気づくことができ、マーケティングの道を志す大きなきっかけになりました。

また、SEOの知識がない状態から自ら学び、調査・改善・解析・提案まで実践したことで、WEB制作とマーケティングの両方を意識したサイト改善の重要性を実感しました。

C O N T A C T

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